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上海女子と日本女子の違いについて

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【今月の亜女子】上海:ジンクンさん

どうもこんにちは。上海会員のジンクンです。26歳の女子です。
学部時代に上海の大学で日本語を学びました。
日本式な東洋美に魅せられて、21歳の時に交換留学生として初めて
来日しました。今早稲田大学でメディアを専攻しています。
上海と日本の女子大生を両方経験しましたので、上海女子と日本女子
の違いについて少し語らせていただきたいと思います。


私のような20代前後の女子はだいたい一人っ子ですので、小さい頃から、男性と同じように受験戦争の激しい環境で育てられてきました。日本の控えめの「大和撫子」のお嬢様と鮮明に違い、強い自己主張の気質を持っている特徴があると思います。

中国全土で共通していることでもあると思いますが、印象深かったのは、高校や、大学のサークルではよく、「弁論大会」というコンテストが行われます。日本の「弁論大会」のように、スピーチのような試合ではなく、争点のある問題について(例えば、鶏が先か、卵が先か)とりあえず、意見が対立している二つのグループに分けます。

自分のグループの主張が相手のグループの主張に勝つために、全身全霊で、自分の持っている知識をフルに使って、生物学の進化論から、歴史小説の出典まで、ものすごい勢いで自分の根拠を提示し、相手を説得しようとしました。

女子の勢いはものすごく、相手の男子を圧倒した場面がしばしばあります。

私は言葉が遅いタイプで、そのような試合に一回も出たことはないですが、やはり何らかそういう「弁論大会」の風土に馴れてきたこともあり、小さい頃もバリバリ自己主張的な少女でした。

しかし、私の性格は18歳から大学で日本語を専攻してから変わりました。日本人の女性の先生の元で勉強し、日本語の環境で生きていると、一番使われている言葉は「はい」という言葉でした。「あなたの言っていることは違います。」という挑発的な会話は私の言葉辞書からは消して、「はい、そうですか。」「はい、分かりました。」という言葉ばかりが私の耳に、そして私のDNAに入ってきて、反発少女から可憐なウサギのような大人しい聞き手になりました。

読む小説は『細雪』、見る映画は吉永小百合、やっている稽古は横笛、でした。意識していないうちに、なんだか「控えめ」な日本女子の気質に染められました。この変化は、親や、以前の友達をびっくりさせます。

そして、東京に来てから、濃い化粧はしていないせいかよく分かりませんが、日本人の女の子の友達に、「昭和くさい」と言われたことがあります。学生の身であるため、将来に対する不安が多く、友達と会うたびに、「卒業したらどう進むか」という話をしがちです。これは上海にいた時に学生同士でよく言う話なのに、日本人の女の子に話をすると「あなた、古いわ。日本人の女子の間なら、今日のネイルは可愛いね、昨日のあの番組は楽しかったね、程度の話しか言わないよ」と言われます。

その後、女子力を更に磨くために、化粧も、話の甘え度も、努力しましたので、やっと「東京女子」達の話についていけるようになったと思いましたら、上海に帰った時、空港のスタッフには「あなたは中国人ではないね」と冗談半分に言われます。これは、これは。

これから上海と東京を行ったり来たりする生き方をしたい私にとって、中国女子と日本女子の間の「身分転換」というのが、永遠の困ることになるのでしょう。

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ジンクン

26歳、未婚
上海の大学卒業後、日本に留学。現在も日本の大学院でジャーナリズムを専攻し勉強中です。趣味は、中国横笛、写真、旅行、映画鑑賞。日本大好き。最近では、日本に染まりすぎて「昭和の女みたい」と言われることも。

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